オープンソース・ソフト Drupal を使った Web サイトの構築・サポート・研修

Drupalとは

Drupal とは、Web サイトを管理するためのソフト、CMS(コンテンツ マネージメント システム)の一種で「ドゥルーパル」または「ドルーパル」と呼ばれます。Drupal を利用すると、技術的な知識がなくても多機能なサイトを運営できます。

Drupal の主な特徴は、以下のとおりです。

フリー

ライセンス料金はゼロ。いくつのサイトで使っても、何人が使っても無料です。もちろん、アップデートやアップグレードにもソフトウェアの料金はかかりません。開発も配布も基本的に無料で行われています。

オープンソース

「フリー」は「無料」であるだけでなく「自由」も意味します。Drupal のソースコードは改変も自由。自分で機能を追加するのも自由です。このため、特定のメーカーや制作業者による囲い込み(ベンダー ロックイン)もありません。

このオープンソースの活動は、すべてをオープンにして開発、配布するものです。この発想自体になじめない人もいることでしょう。しかし、これは現在、世界的に成功している「ビジネス モデル」のひとつです。

ビジネス用

Drupal は企業に照準を合わせた最先端のパブリッシング プラットフォームとして「プロ向け」に設計されています。ライセンス料だけで数百万、数千万円かかる CMS と対等に比較されることもあるのは、そのためです。「世界でいちばん普及しているエンタープライズ CMS(the world's most widely used enterprise web CMS)」ともいわれます。

www.drupal.com: why drupal 8?
www.drupal.com: Why Drupal 8?

普及率

CMS を使用していない Web サイトも含め、世界中のサイトの約 2 パーセントが Drupal で稼働中。「2 パーセント」というと少なく感じるかもしれませんが、単純計算でも 2000 万サイト以上あることになります(Wikipedia によると Web サイトは 10 億を超えて増加中)。

w3techs.com
W3Techs の統計データ

世界の主要サイトで採用

米ホワイトハウスフランス政府など各国の政府、官公庁や General Electric など大企業のサイトで多く利用されています(詳細は「海外の導入事例」を参照)。米国では行政機関 Web サイトの 32 パーセント が Drupal を採用しています(出典:W3Techs)。

The White House
米ホワイトハウス

多言語対応

Drupal は元々、ベルギーで誕生したこともあって、言語への対応がとても柔軟です。複数の言語を使う Web サイトを作り、多数の国からのユーザーを管理することもできます。現在、標準インストール(追加モジュールなし)で 90 以上の言語に対応しています。言語切り替えボタンを操作するだけで標準メニューなどの言語が自動的に切り替わります。

マルチサイト対応

1 つの Drupal で複数の Web サイトを構築、運営することもできます。各サイトにそれぞれのデザインや機能を施しながらも、Drupal をアップデートすると、すべてのサイトがまとめて更新されます。これを利用すると、保守管理、セキュリティー対策などの効率が大きく上がります。

パフォーマンスの高さと安定性

Drupal はオープンソース CMS のなかで最もパフォーマンスが高いといわれています。特に Drupal 8 では、商用製品も含めて他の CMS にはない BigPipe(ビッグパイプ)など最先端の技術が採り入れられたため、体感速度もさらに向上しています。

Yottaa 社ブログ
CMS のベンチマークを比較したページ。米 Yottaa 社

セキュリティー

米 Sucuri 社のレポートによると 2016 年に「ハック」された Web サイトの 70% 以上が WordPress であるのに対し、Drupal は 2% だそうです。

Drupal にはセキュリティー専門の国際的なチームがあり、潜在的な脆弱性や問題が報告された場合はすぐに対応できる仕組みができています。米ホワイトハウスなど、世界でいちばん攻撃を受けやすいサイトが Drupal で動いているという事実を見れば、Drupal の安全性、信頼性がわかるでしょう。

Sucuri 社レポートページ
Sucuri 社のレポート

コミュニティー

drupal.org の登録ユーザーは優に 100 万人を超えています。日本のユーザーも着実に増え続けているので、何かあったらコミュニティーにアドバイスを求めることができます。