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オープンソース ビジネスにとって突発的な年

オープンソース企業に関する FUD(不安・不確実性・疑念)は公式に終了。

昨日、チェタン プッタガンタChetan Puttaguntaと話をしていて、これまで見るかぎり、2018 年はオープンソース ビジネスにとってものすごい年だということで意見が一致した(チェタンは NEA が Acquia に投資することを主導した人物だが、Mulesoft、MongoDB、Elastic に対する投資家でもある)。

今年は一連の買収と新規上場の間で数々のオープンソース企業がすごい投資収益を見せた。年初から現在までのリストを見れば一目瞭然だ:

企業名 買収企業 日付 買収額
CoreOS RedHat 2018 年 1 月 2 億 5000 万ドル(270 億円)
Mulesoft Saleforce 2018 年 5 月 65 億ドル(7120 億円)
Magento Adobe 2018 年 6 月 17 億ドル(1860 億円)
GitHub Microsoft 2018 年 6 月 75 億ドル(8220 億円)
Suse EQT partners 2018 年 7 月 25 億ドル(2740 億円)
Elastic IPO 2018 年 9 月 49 億ドル(5370 億円)

僕にとってはオープンソース企業の成功は何も驚くことではない。僕はオープンソースがキャズムをどう超えたかを 2016 年に説明し、巨大な商用ソフト企業が競争力を保ち続けるには提供する製品の中にオープンソースを取り入れる必要が近いうちに出てくるだろうと予測した:

巨大な商用ソフト企業がオープンソースとクラウド コンピューティングに対して恐れ、不確かさ、疑念を植え付けようと攻撃的にキャンペーンを展開した FUD(Fear, Uncertainty and Doubt)時代は終わった。皮肉なことに、そうやって批判していた、まさにその企業たちが、今はオープンソースとクラウド コンピューティングに本腰で取り組んでいるイメージを広めようと躍起になっている。

Adobe による Magento の買収Microsoft による GitHub の買収、総額 52 億ドル(約 5,700 億円)に上る Hortonworks と Cloudera の合併、Salesforce による Mulesoft の買収がこの予測を裏付けている。オープンソース ビジネスを取り巻く FUD は公式に終了した。